自分の意見を言うことが苦手?

自分の意見を言うことが苦手?

こんにちは!

TO MY HEROダンススクール土気あすみが丘校のIBUKIです!

6月よりレッスンも再開して、

子供たちと一緒に踊れる時間が戻ってきて幸せいっぱいです!

 

自分の気持ちを伝える

 

TO MY HEROダンススクールでは、

「チェックイン」「チェックアウト」といって

レッスンの前と後に、子供たちの気持ちや感想を話してもらう時間があります。

レッスンに来る前に何があって、

いまの心の状態はどんな感じなのか?

元気かな、疲れているかな、落ち込んでいるのかな

色んな子供たちの状態に合わせて、レッスンや声のかけ方を変えていきたいからです。

 

ダンスをした後には

どんな気持ちの変化があったのか、

これを子供たちの言葉で話してもらうことで、

今度は自分の気持ちを素直に表現する練習をしています。

 

しかしまあ、現代の子供たちから

自分の気持ちや感想を引き出すのって

結構難しかったりします。

「〇〇ができるようになった!」

「〇〇がはやくてできなかった。」など

実際に何が起きたのか、

事実の伝達ができる子はすごく多いんですが、

それらを体験した上で自分は何を想い、どう感じているのか?

これを言葉にすることが難しく感じるそうです。

 

実際に子供たちに聞いてみると、

「学校の読書感想文とか嫌い。」って子が多くて、

物語のあらすじを簡単に書くことはできるけど、

その物語を読んだ感想を書くのは苦手だと言うんです。

 

でもこれって子供たちが悪いわけじゃないんですよね。

 

そもそも日常の中で、

何かに対して自分はどう思うかを考える機会や、

それを表現する機会がものすごく少ないと思うんです。

 

日本人は表現力がないの?

 

日本の学校教育を否定するわけでは全くないですが、

海外の教育と比べた時に、

学ぶべき点はあるんじゃないかと思い

ここにアメリカの教育方法の例をあげて比べてみましょう。

 

アメリカには Common Core State Standard という

日本でいう学習指導要領があります。

ここでは、教える内容ではなく

身につけさせたい能力が統一されています。

基本指針に記されている能力が身につくならば、

教科書は先生が選んで良いということです。

 

日本の場合、入学試験に出る内容を網羅する形で

全国で使用する教科書も指定されているので

どうしても受け身の詰め込み型の学習になってしまいます。

 

中学生の頃、

歴史の授業はひたすら先生の話を聞いてノートをとり

試験勉強の度に暗記カードを作って

とにかく暗記暗記をしませんでしたか?笑

一生懸命覚えたものをテストで解答できれば点数がもらえた。

 

これに対してアメリカの授業は

どうしてこれが起きてしまったと思うか?

当時の人たちはどんな気持ちだったと思うか?

を授業の中で生徒たちで考えてディスカッションをし、

テストは、自分の考えを言葉で表現する

エッセイのような形が多いです。

 

自分の意見を表現することが重要視されるため

内容の「正しい」「間違っている」よりも

そこにどれだけ自分の意見が取り入れられているかが評価されます。

 

子供の頃からこれだけインプットとアウトプットをたくさんしていたら

おのずと自分で考えて、

表現する能力が身につきますよね。

だから自分の意見を言うことに慣れているし、

みんな意見が違くて当たり前という感覚を自然にもっています。

 

受け身、詰め込みを毎日繰り返していくうちに

なんだか人と違うことを言ったらいけないような感覚になっていく。

これが、感想を言うことが苦手と思ってしまっている原因なのではないかと考えています。

 

日本人は表現力がない。のではなく

子供たちはもともと

それぞれ自分の気持ちを持っています。

でも、それを深く考えて見つめるきっかけや

人前で表現する機会、

意見は人それぞれ違くて当たり前という感覚が薄れているので

結果として、誰がみても同じ事実を話すことが楽に感じてしまう。

 

でも、自分から自然に湧き出てきた感情や感想こそ、

人それぞれ違うその子にしかない個性であり

それをもっともっと引き出すことが

その子の個性を伸ばしてあげることに繋がると考えています。

 

最初はうまく話さなきゃ。とか

こんなこと言ったらどう思われるかな。とか

そんなことを気にしてしまうかもしれないけど、

ダンスを通して自分の感情と向き合って、

どう言葉にしたらいいかわからない。けど

心の奥から湧き出てくるもの を

まずは身体を使って表現してみる。

 

「みんな違うから面白い!」と思えるような

そんな空間をTO MY HEROは目指しています。

 

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