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- 2020.7.4
子どもの小さな変化に気づくための10秒
こんにちは!
TO MY HERO のらなです。
今日はレッスン中(特にオンラインで大活躍!)に行なっている、
子どもの変化に気づくためのちょっとした工夫についてお話ししたいなと思います。
状態ジェスチャー
私たちは普段のレッスンで、子どもの状態を知るために
毎回はじめに今の気持ちをシェアする時間(=チェックイン)を設けています。
ここでは、ポジティブなことでもネガティブ(例えば、疲れている等)なことでも、
自分の気持ちを素直に伝えお互いに受け止めることで、その場にいていいという空間づくりをしています。
また最後には振り返りの時間を設けることで、
最初と今での気持ちの変化や今日の学びの落とし込みも行なっています。
上記は、子どもの気持ちを知るという目的もあるのですが
子どものアウトプットの時間をより多く取るためにも行なっています。
それに加え、もう一つレッスン中に行なっているたった10秒の工夫があります。
それが見出しにもある、状態ジェスチャーです。
レッスン中に、よくこの状態ジェスチャーを行います。
3~5つの段階にわけてそこにジェスチャーをつけ、
「かなりできた!」〜「難しくてあまりできていない!」という風な
自分の状態を段階別に決めてもらって、せーの!で発信してもらいます。
「できたから楽しい!」〜「難しいからうーん…」という様に、
そこに気持ちを伴わせてもらうこともあります。
ダンスのレッスン中、特に振り入れの段階だと、
子どもたちのアウトプットの時間がなかなかとれないことがあります。
また、先生である私が振りを入れ切ろうとするがために、子どもを置いてけぼりにして
突き進んでしまうことも過去にはありました。もちろん、状況や目的によっては
がんがん突き進んで、がんばって着いてきて!ということが大事なケースもあると思うのですが
私たちのレッスンは子どもたちにダンスのスキルを教えることよりも、
その子の魅力を引き出すことや素直な気持ちで踊るということを一番大切にしているため、このような手法も使っています。
状態ジェスチャーを取り入れるようになってから、
レッスン中の子どもとのコミュニケーションも以前より取れるようになってきました。
今、子どもがどんな状態なのかを見極めることももちろん大事だと思っているのですが、
子どもが自分ではどう思っているのかを知れることで、レッスンの進め方や
声の掛け方をより工夫することができるようになりました。
このように、TO MY HEROでは子どもたちのありのままの魅力を引き出せるレッスン行なっています。
オンラインでもレッスンを始めましたので、ご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください!