インタビュー

インタビュー

 

今回は、アトレチコ君津の大西さんにインタビューをしてきました!

TO MY HEROができたきっかけのお一人であり、昔から応援してくださっている、TO MY HEROの父のような存在です。

らな:笑。なんか、TO MY HEROのきっかけを改めて知っておきたいなと思ったんですけど、そんなに固く聞いてもなあと思って…笑

大西さん:いや、今のはねえ、すごい自然でいい入りだったよ〜。

らな:ですよね!笑

大西さん:役者だったよ。笑

らな:(爆笑)

大西さん:細かい話すると…….、12年前に、

らな:そんな前なんですね!

大西さん:で、そっから、ながらフェスが始まるんだけど…

・芸人のトウマって人がいて、怒るや泣くというアプローチで感情解放をしているとの噂を耳にした

・K林さんよりゆすけを紹介

・神田こころっていう知り合いの居酒屋で、ゆすけと初対面。話したら面白かった

んだよね。

大西さん:その後、250人に対して1時間半のダンスワークショップをしてもらって、そこにいる指導者みんな「(欲しかったのは)これだ!」ってなったんだよね。

当時、ゆすけ自身は、どんな合宿で何を求められてるかもわからない中だったと思うんだよ。子どもたちの感情を表現できるようなプログラムをやってくれとだけ言って。

その時は、子どもも今のようにダンスを踊るっていう文化もなくて、けっこう「めんどくせえ」「だりい」「ねてえ」ってなってたんだけど、

円になって、叫びながらなんでもない動きをやってたり、ダンスやったり、チームごとに見せ合いをしたりしてたかなー。

どんどん子どもたちも乗ってきて、これだってなったね。国際武道大学のノリのいい子たちが引っ張ってくれたのも大きかったかも。

 

らな:今どんなところに可能性を感じてくれているんですか?

大西さん:難しいね….

らな:…..逆になぜ続けてくれてるんですか?

大西さん:ああ、それは、めちゃくちゃいい話できるな。

らな:や、やったあ!

大西さん:卒業公演に向けてって今なっている(仕組みが作れている)のがいいよね。

卒業公演会はやっぱすごいエンタメだから、保護者も喜ぶし、子どもたちも主役になれるし、後輩もみてて、かっこよさを見せつけられるのはでかいよね。

今は、「表現は恥ずかしくない」とか「人の表現をバカにしない」ことが(当たり前のように)文化になってるよね。それがいい。

らな:今の私たちの関わり方で何がベストなんですかね?

大西さん:サッカーでも競技力高いやつらはバカできるし、中途半端なやつの方がかっこつけてるよね。

だから、競技力高いやつらへの感情表現のやり方と、うちらみたいなチームの感情表現のやり方は違うと思うから、そこを分けられるといいんじゃないかな。

 

らな:大西さんは、コーチというより教育者っていうイメージがあるんですけど、教育方面に行こうとおもったきっけかは何ですか?

大西さん:これ聞いちゃう?長いよ〜笑

らな:知りたいです!今回の醍醐味です!

大西さん:これは長いよ〜!4時間かかるなあ。

らな:さ、さらっと!笑

大西さん:東洋医療法研究所ってのがあるんだけどー…

らな:東洋医療……?

大西さん:俺、サッカーがセンスでうまいタイプじゃなくファイターだったから、がんがん敵に攻めていって怪我しまくってたんだよ。そんな時に、目が見えなくて、手で触って治す気功の怪しい先生に会ったんだよ。笑

弟はサッカーでプロをやってたんだけど、思い返すと、その先生は当時弟に「君はプロになるからそのまんま頑張りなさい」って言ってて。でも、俺には「(プロサッカー選手の)才能ないよって。でも指導者に向いているから、指導者になりなさい」って中3の時に言われてね。

その後高校にいってサッカーやって、強い高校だったからサッカーのスタイルがガラッと変わったんだよ。

俺にないような感覚でサッカーやってる奴が多くて、でもそれでも頑張ってやってたんだけど、インターハイのメンバーに入れなかったの。で、もうやめようって思って、その後いっぱい遊んだんだよね。笑

でも、よくないなと思って、東洋医療法研究所の先生のこと思い出してさ。

らな:じゃあ、その東洋医療法研究所の先生に言われて、現場でやってくうちに教育観が固まったんですか?

大西さん:いや、俺の師匠がいるんだよ。

その師匠は、例えばファミレスに行って、待ち時間に自分の子供とずっとと接して、遊んでいるような人なんだよ。普通、ゲームとかを渡しちゃうじゃん。でもその師匠は、「それやっちゃうとそれだけになっちゃうでしょ。どう遊ぶのか考えなくなるから。何もないところで遊びを考えないと考える力は育たないよね。」って考えの人なの。

他にもね、俺、指導する時(選手集めてミーティングする時)余計なこと言っちゃうの。そん時に、その師匠は「大西〜、子どもの前で話長いからさ。そうすると子ども聞いてないから、ポイント押さえて短くしなきゃなんだよ〜」って教えてくれるんだよ。

どんな場面でも、「子どもに愛情を持ってやれば、ちゃんと伝わる。」ってことと、「子ども一人一人の個性を見てあげて、同じ物差しで測っちゃうとだめだよ。」ってことを教えてくれたかなあ。

 

らな:今後TO MY HEROと、「こんなことできたらいいな」ってことありますか?

大西さん:保護者を巻き込んでやりたいね。

わかんないけど、ゆすけのプログラムを保護者が受けてみるとか、他にも、子ども1人に対して手厚くやっていくとか。個別化していくとか…。

らな:1人1人のカルテをつくるみたいな感じですか?

大西さん:特別感も出るし、一人一人に合ったアプローチができるよね。

 

大西さん、ありがとうございました!

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